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スーパーグローバル大学37校、政府が求める大学の理想像は!? 

文部科学省は26日、大学の国際競争力を高めるために世界に通用する研究や教育を行う「スーパーグローバル大学」に国公私立大学37校を選んだと発表した。選ばれた大学は2023年まで1大学当たり最大で約4億2千万円の財政支援を受ける。


スーパーグローバル大学にはどのような学校が選ばれ、選ばれた大学に求められることとは一体!?

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<スーパーグローバル大学とは??>


スーパーグローバル大学とは、日本の高等教育機関の国際競争力の向上を目的に、海外の卓越した大学との連携や大学改革により徹底した国際化を進める、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や国際化を牽引する大学である。

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選定されたのは、世界大学ランキング100位以内を目指す「トップ型」に東京大・京都大をはじめとする13校、大学教育の国際化のモデルとなる「グローバル化牽引型」に24校、計27校の大学。




・選出校


 『トップ型』 北海道、東北、筑波、東京、東京医科歯科、東京工業、名古屋、京都、大阪、広島、九州、慶応義塾、早稲田 (13校)

 『グローバル化牽引型』 千葉、東京外国語、東京芸術、長岡技術科学、金沢、豊橋技術科学、京都工芸繊維、奈良先端科学技術大学院、岡山、熊本、国際教養、会津、国際基督教、芝浦工業、上智、東洋、法政、明治、立教、創価、国際、立命館、関西学院、立命館アジア太平洋(24校)



トップ型には毎年4億2千万円、グローバル化牽引型には毎年1億7千万円の補助が出るという。




<37校に求められること>


 昨年10月に英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が発表したランキングでは、100位以内は東大と京大のみ。政府は「100位以内に10校」を目標に掲げており、「トップ型」の支援で達成を目指す。



「牽引型」では、外国人教員や留学生の増員、海外の大学との連携など、他大学がモデルにしやすい取り組みを増やす。





同省高等教育企画課は「日本の新たなブランドとして『スーパーグローバル大学』を世界にアピールし、留学生増にもつなげたい」としている。





 下村博文文科相は26日の閣議後の記者会見で「37大学を合わせると学生は55万人、教職員は8万人にもなる。この大きな規模で徹底した国際化が進めば大きなインパクトを持つ」と述べた。


26位のシンガポール国立大や44位のソウル大(韓国)など、他のアジア勢の躍進が近年目立っている中、日本の大学の国際化を促し、グローバル人材の育成を急ぐ。

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