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デング熱、遺伝子配列異なる!?個人でできる対策とは?? 

厚生労働省が29日、静岡県熱海市で10日にデング熱に感染した20代男性から検出さえた遺伝子配列が、これまで東京都内を中心に広まったウイルスとは異なっていたと発表した。
 

今までのデング熱ウイルスとは異なり、海外から持ち込まれた別のウイルスによりデング熱に感染したとみられている。

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厚生省によると、男性から検出されたウイルスは4種類の型のうち、代々木公園で確認されたものと同じ1型。

しかし、今までの遺伝子配列とは異なることから、別の経路から感染したとみられている。


都内でも20〜60代男性3人が新たな感染者として確認され、国内でデング熱に感染した患者は17都道府県で150人となった。


また専用電話には、28日までに2842件の相談があった。


<デング熱の潜伏期間・症状は??>

デング熱はデングウイルスが感染しておこる熱性感染症。発熱・頭痛・起因肉痛や皮膚の発疹などが主な症状で、特有の治療薬はなく、対症療法のみ。


デング熱の病原体は、フラビウイルス科フビラウイルス属に属するデングウイルスで、ウイルスには1型〜4型までの4つの型があり、潜伏期間は2〜15日(多くは3〜7日)。


具体的な症状として、突然の高熱で発症し、頭痛、眼(か)痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間持続(二峰性であることが多い)。


初期症状に続き、全身の筋肉痛、骨関節痛、全身倦怠感を呈します。発症後3~4日後、胸部、体幹から始まる発疹が出現し、四肢、顔面に広がり、症状は1週間程度で回復する。

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ごくまれに一部の患者において、発熱2~7日後、血漿漏出に伴うショックと出血傾向を主な症状とする致死的病態が出現することもある。


<デングウイルスの対応策>

国内の感染者が100人を超えたことから、厚労省は12日付で「デング熱国内感染事例発生時の対応・対策の手引き 」を公表した。



・日中は民家の庭や公園になるべく近づかない

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ヒトスジシマカの成虫は「民家の庭、公園、墓地などに潜み、朝方から夕方まで吸血する」とあり、その活動範囲は50~100mほどとされている。

そのため、日中はこれらの場所にむやみに近寄らない方が安全だろう。



・無用な水を貯め置きしない

 ヒトスジシマカの幼虫は、庭先のバケツやプランターの水 の受け皿など、比較的小さな容器に発生するという。


 幼虫発生源をなくすため、「1週間に1度は、住宅周辺に散乱している雨水がたまった容器を逆さにして水を無くすこと」「人工容器などに水がたまらないよう整頓すること」が指摘している。



・服のからの刺咬にも注意

 蚊にさされないために長袖・長ズボンの服を着用するのは効果的だが、繊維が薄い場合は服の上からも刺されることがあるので注意が必要である。



・虫除けをむらなく・こまめに塗る

 直接肌に塗るタイプの虫除けは、「吸血昆虫が非常に近くま で寄らないと効果を発揮しないことから、皮膚の露出部に むらなく塗布する必要がある」という。

また、「屋外で長時間活動する際は、定期的に再塗布することが望ましい」という。



・殺虫剤はエリアを包み込むように

殺虫剤散布の際は、「微風で風向きが一定した時を狙い、風上から防除エリアを包括するようにして薬剤を散布すること」が好ましいとしている。


デングウイルスを持ったヒトスジシマカの活動期間は5月中旬から10月下旬とせれるため、あと1ヶ月程度これらの対策をする必要がある。


また、感染したら適切な処置が求められる。





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