今年の、1月3日に亡くなったことが明らかになった歌手の、やしきたじんだが、先日出版された本、殉愛を巡って法廷で争うようだ。
そこで、全国的にはあまり知られていない歌手やしきたかじんにスポットをあてる!! 歌手やしきたかじんとは? 関西では敵なし? 百田尚樹との関係性は?
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<歌手やしきたかじんとは?>
大阪出身で、歌手になることがきっかけで父親に勘当されて家を出る。その後大学在学中に、歌手を目指す。関西で行われたあるコンテストで優勝し、歌手デビューすることが出来た。
1971年に娼婦和子でデビューするのだが、娼婦(コールガール)を題材にした歌のため放送禁止で発売中止となった。
1976年夢いらんかねで、事実上の再デビューを果たす、その後は1981年2月に砂の十字架機動戦士ガンダムの主題歌でヒットを飛ばす。
しかし、やしきたかじん曰く、誰が歌っても一緒だったという。レコードジャケットにはガンダムの絵は描いてあるのだが肝心の歌手の姿が描かれていないため、誰が歌ったのか顔を知らないという状態になってしまった。
その後は、夜の世界やカラオケなどでやしきたかじんの歌を歌う人はいるものの
大ヒットに結び付くことは無く、歌手としては全国的ではなく関西地方だけで爆発的な人気を博す
1993年にリリースした東京という曲でヒットを飛ばして名前が全国に轟くこととなる。
その後もシングルアルバムをリリースしながら全国でライブを続けた
<関西では敵なし>
関西地方では、司会者として有名である。レギュラーを多数持っているため知らない人はいないが、関西を出てしまうと、あまり知名度は無かった。
また、1993年リリースの東京がヒットした効果で東京でも番組をやり始めるのだが
テレビ朝日の深夜番組プレステージで、料理コーナーで使う味の素の塩が用意されていないことにキレて乱闘し、それ以来東京からは意図的に遠ざかってしまう。
関西地区で面白いと好評を得ている。自身が司会をしている番組、そこまで言って委員会は東京だけ放送されていないという徹底ぶりである。また他の司会をしている番組についてもキー局では放送されていないが、独立UHFの放送局では放送されているという状態であった。
その他、独特の価値観がありそこから外れるとトラブルに発展し、関西でも放送が終了してしまった番組も多数存在する。
<百田尚樹との関係性は?>
やしきたかじんが、亡くなる前に書いたメモの中に百田の名前があったため、奥さんが百田を訪ね、事情を説明し、書籍殉愛が誕生する。
本の中身はやしきたかじんが死ぬ前までの闘病をメモをもとに書籍に起こしたドキュメンター的なものだ。
関西で、百田は番組の構成作家をしていたこともあり、どこかで繋がりがあるという事も
推察できるのだがどこで繋がっていたのかは明らかではない。
そのため、原稿を書くときに使用したメモにもねつ造疑惑が持ち上がっていたり、事実とは違っているなど、出版差し止めを求めてたかじんの実の娘が東京地裁に出版社幻冬舎を相手取って1100万円の訴えを起こした。
この本を書いた百田尚樹については、自身の著書永遠の0を巡り宮崎駿と舌戦を展開している。宮崎曰く戦争を美化しているという事で指摘を受けたがその後の動きはないままである。
いずれにしても、やしきたかじんが望んでいない方向に事態は動いてしまいそうである。
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