SSブログ

シャープ、人工知能「emopa」を開発 スマホに感情!? 

シャープは1日、音声や画面が話してくれる人工知能が搭載されたスマートフォンを今冬以降に発売すると発表した。


logo_sharp_200sq.png

搭載される人工知能は、同社の家電に使われている「ココロエンジン」の技術をベースにしたモバイル向きの新機能「emopa」(エモパー)で、emopaは、"Emotional Partner”(エモーショナル パートナー)から成る造語。


モバイル端末が、ユーザーが愛着を感じられるパートナーになるよう、開発されたという。
  

スマートフォンには、利用者の位置情報や行動習慣を推定するセンサーを搭載し、様々な状況に応じてユーザーに便利な情報をまるで感情があるかのように伝えてくれる。



例として、外出前には天気予報に準じて「傘を忘れないでくださいね」とか、電池が減ると「お腹がすきました」など、音声や画面のメッセージで伝えてくれる。


自宅では音声で、屋外では周囲に迷惑をかけないよう画面でメッセージを表示する。音声キャラクターは個性的な3人を用意。利用者はそれぞれ自分に合ったキャラクターを選べる。



<ココロエンジンとは>


シャープが開発した人工知能で、健康・環境家電に搭載され、音声で会話などが楽しめる。


ココロエンジンの第1弾としてお掃除用ロボット家電「COCOROBO」だある。


PX-V100-2.jpg

音声認識機能により声での操作が行えるほか、部屋の状況で”気分”が決定され、光などのリアクションが生じたり、簡単な会話を楽しむことができる。


今後、様々な家電に順次搭載される予定だという。





Siri_на_iPhone_4S.jpg


「Siri」や「しゃべってコンシェル」といった既存のエージェントサービスとの違いは、ユーザー側か
ら話しかける能動的なものではなく、端末側が話しかける受動的なものであること。


また、emopaはマナーモード中には話せないようにする設定を用意したほか、スマートフォンの背面を表にして置くと話さない。



<低消費電力にもこだわりが>

emopaは位置情報を取得し、常にセンサーが働いているため、消費電力が増えることが懸念されるが、「低消費駆動センサー」により、実使用上大きな影響がない程度に抑えられているという。


シャープのスマートフォンの多くに搭載されている「グリップマジック」もemopaに入っており、面倒な操作をせずに情報を取得できる。



今冬以降に発売が予定されるソフトバンク<9984>の「AQUOS CRYSTAL X」と、NTTドコモ<9437>の「AQUOS ZETA SH-01G」と「Disney Mobile on docomo SH-02G」に搭載されることが決定しているemopaだが、

sharp-aquos-crystal.png

開発陣からは、『いざ使ってから、しゃべらないスマホを持つと寂しくなる』という声も聞こえている。


今後も進化させ、シャープのスマートフォン全機種に搭載していく予定だという。


人気ブログランキングへ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
スポンサーリンク
Copyright © 大学生のトレンドなう All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。