ゲーム会社のナムコが新しい試みを始めようとしている。
それはアニON STASTIONを10月10日に歌舞伎町にオープンした、家庭用ゲームが売れない最中ゲームだけでなく新たなエンターテイメント性を模索した施策と言える。
バンダイナムコとは? アニON STATIONで何が出来るの? ゲームはどうなるの?
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<バンダイナムコは?>
ナムコとバンダイが合併した会社である。ナムコはアーケードゲーム、家庭用ゲームでヒットを飛ばしている。
代表作はファミコン時代に先進的野球ゲームだったファミリースタジアムや、最近では太鼓の達人などがある。
一方合併相手の、バンダイはゲームというよりも戦隊ものの超合金や仮面ライダーシリーズの変身ベルトなどを発売してヒットしている。
バンダイはゲーム部門が経営を圧迫してお互いの弱みを補う形で2005年に合併している。
最近では、小学生という狭い範囲ではあるが、妖怪ウォッチのメダルや時計で大ヒットを飛ばしてそれを巡りネットオークションなどで売値の数倍で高騰し、偽造メダルが出たりある意味社会問題化している。
<アニ ON STATIONで何が出来るのか?>
ゲームセンターなどに、高齢者や女性の取り込みを図っているのだが、それだけではなかなか状況が好転しない。
そのため世界的市場になりつつあるアニメの市場に目を付けたという事である。
実際に何が出来るのかというと、アニソン好きが集まる空間を目指している。
インターネットや来場者がリクエストしたアニソンをアニONチアーズが選んで聞かせ来場者が振るサイリュウムの数を争うなどのイベントを行うなど海外旅行者などを取り込みを狙い、クールジャパンをアピールする場所として運営していくようだ。
ナムコでは、そのほか謎解きを楽しめるなぞともCafeを新宿にオープンさせている。東口のドンキホーテの7階にあり、来場者はプレーヤーとなって10個の謎を制限時間内に解いて行くものだ。
<ゲームはどうなっていくの?>
家庭用ゲームのハードは定期的にリリースされていて、ゲーム画面がより現実に近い解像度で遊んでもらう事を目指して試行錯誤をしているが、ゲームを楽しむ環境が多様化してしまい、家庭用ゲームのハードの売れ行きは下がってしまった。
家庭用ゲームが売れなくなってきているのと、引き換えにスマートフォンやパソコンのゲームを遊ぶユーザーが増えていて、課金アイテムなどがあり飽きさせる事のないミッションを次々と用意している。
そのため、一度利用すると飽きるまでゲームをスマホやパソコンでプレーするユーザーも少なくない。
家庭用ゲームで、ただ画面に向かってプレーするだけの時代は終わりつつあるのも確かである。
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