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新型iPhone実質0円、通信環境が浮き彫りに。各社の戦略とは?? 

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話大手3社が19日、「iPhone6」と「6 Plus」の販売を一斉に始めた。

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実質0円で横並びする3社、早くも顧客争奪戦が激しくなっている。

現地時間9月9日(日本時間9月10日)、米カリフォルニアにクパチーノで開催されたApple新商品発表会で、「iPhone6」・「iPhone6 Plus」・「Apple Watch」が発表された。

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3社とも6のの最下位モデルは実質0円で販売を初めている。新モデルは処理・通信機能をはじめ様々な機能が向上しているが、価格帯は3社とも現行機種と同じ水準を維持している。


3社が横並びする中で、携帯各社の通信環境の差が浮き彫りとなっている。

 
<機種の特徴>


「iPhone6・6Plus」
・シルバー、ゴールド、スペースグレイの3色
・電池持ちが既存のiPhoneシリーズより向上
・フィットネスアプリの向上
・フロントカメラにも連続撮影機能を搭載
・バックカメラの性能向上
・Wi-Fiを通して通話も可能に
・A8チップ搭載でより高性能に
・電源ボタンが横にも
・新しい横向き表示が可能に
・オンライン決済が可能に(日本ではまだ利用不可)


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iPhone 6には、アップル初のモバイル決済システム「Apple Pay」が導入され、近距離無線通信(NFC)のアンテナを搭載し、デバイスをセンサーにかざすだけで財布代わりに支払いが可能になる。


<各社の通信環境の差>

「6・6プラス」は毎秒最大150メガビットの高速データ通信に対応するほか、通信規格は、現行の「LTE」に加え「TD-LTE」もサポートした。
そんな中、各社の通信環境の差は如何なものか。



KDDIの石川雄三執行役員専務は12日の記者会見で「毎秒最大150メガビットの基地局(全国2万局)整備を来年3月から今年12月に前倒しに。ドコモさんの2千局(来年3月計画)と圧倒的な差だ」と胸を張った。


NTTドコモは現在、1・7ギガヘルツ周波数帯で「アイフォーン5s/5c」用に毎秒最大100メガビットのLTE専用サービスを提供しているが、「6/6プラス」は150メガビットで利用できる。ただ、提供地域は当面東名阪中心にとどまる。


 150メガビット通信網を持っていないソフトバンクモバイルは「6/6プラス」の端末性能をフル活用できないが、第4世代(4G)携帯電話規格にも採用されているTD-LTEサービスで先行。「毎秒最大110メガビットだが、全国網の強みを生かし、通信環境を大きく改善できる」としている。





実機0円で販売を開始したsoftbank・au・docomo。そんな中3社の通信環境の差が浮き彫りになり、「新iPhoneを購入したい」は75.5%、「興味がある」と答えた人は約9割にのぼるなど、衰えないiPhone人気が証明されており、今年もiPhone商戦は沸騰しそうだ(調査対象:docomo・au・ソフトバンクとも各1400名のiPhone5s/5cユーザー)。





 KDDIはMNPによる乗り換えで条件を満たした場合、プリペイド式のサービス「auウォレット」で1万円分の電子マネーをプレゼント。ソフトバンクは「5s」と「5c」「5」から「6」に機種変更する場合、端末の実質負担額を0円にするキャンペーンで対抗するなど、各社顧客獲得に必死だ。



各社様々な戦略を出し、顧客争奪戦が熱を帯びる今、果たしてユーザーはどのキャリアを選ぶのか。今後の動向に注目していきたい。

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