世界最大のSNSサイト「Facebook」のアカウントが乗っ取られるという被害が相次いでいる。
国内で5200万人が登録するLINEのアカウント乗っ取り被害が騒がれているが、Facebookの乗っ取り被害の手口はどのようなものなのだろうか??
また、被害者にならないための対策は!?
Facebook(フェイスブック)とは、株式会社フェイスブックが提供するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であり、「FB」と略されることがある。
日本では2008年からサービスが開始された。
実名登録制となっており、個人情報の登録も必要となってくる。13歳以上であれば登録できる。
Facebookは、2010年にサイトアクセス数がGoogleを抜き話題になった。2011年9月には、世界中に8億人のユーザーが利用する世界最大のSNSとなった。
2012年12月には、利用者数が10億人を突破した。
<乗っ取りによる被害>
「LINE乗っ取り詐欺」では利用者のアカウントを乗っ取り、友人に成り済ました上で、電子マネー(iTunesカードなど)の立て替え払いを持ちかけるという被害であった。
Facebookの場合は、アカウントを乗っ取り、利用者の友人らに、ブランド品の安売りサイトを紹介する書き込みを送るという手口であるようだ。
こうした通販サイトは、偽のブランド品を扱っていたり、代金を支払っても商品が届かない悪質なサイトとみられる。
投稿は日本語なのだが、漢字が中国語の簡体字になっているという。
特徴は、友人に対して「タグ付け」をしていること。
タグ付けとは、Facebookの1つの機能のことで、タグを付けると、付けられた人に通知が表示される。
クリック数を増やすために、友人のほとんどにタグ付けをして宣伝しているのだ。
またアカウントを乗っ取られると、パスワードが変更されることもあるようだ。
こうした被害が週6件程度発生している。(2014年7月現在)
<対策は??>
Facebookによると、乗っ取り被害を未然に防ぐためには、
・友達申請を慎重に承認する
申請が送られてきた友人に違和感(名前・プロフィール・ 共通の友人など)に違和感はないか。
・信頼できる連絡先を設定する
万が一被害にあったとき、友人知人のアカウントから復帰させ
るための設定。
(設定→セキュリティ→信頼できる連絡先で安全な友人知人を3名以上設定)
また、3名以上のなりすましアカウントを承認してしまうと、被害にあう可能性が高くなるという。
今回の被害の中は他のサイト・サービスがメールアドレス・パスワードがセットで流出し、ユーザーのパスワード使い回しにより、アカウントが乗っ取られるものがあったという。
パスワードをアカウントごとに変える・なりすましアカウントには注意するなど、被害者にならないための対策が必要になっていく。
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