回転ずしチェーン・はま寿司「8号鯖江店」(福岡県鯖江市下河端町)の男性アルバイトが、調理場でハサミを揚げたものをしゃりに乗せ、自身のtwitterに投稿していたことが29日、分かった。
事態を把握した県は、携帯電話などの不要なものは調理場に持ち込まないよう指導したという。現在のところ健康被害は確認されていないという。
本社(東京)によると、男性はほかのアルバイト(男性)と店の調理場で備品のハサミ(約15センチ)に天ぷら粉を付け揚げたものをしゃりに乗せたものを写真で撮った。
その後、Twitterで「新メニュー作ったぞー!」などとコメントを加えて投稿。25日午前0時半ごろから、ネット上で「こんなことが許されるのか」などと話題になった。
問題になったツイート
同社は翌日、外部からの情報により事態を把握し、2人から事情を聴いた。
本人らによると、営業時間中に揚げた可能性があるが、客に提供してはいないという。
その後2人を出勤させていない。動機については話せないとしている。処分は検討中としている。
同社は「衛生管理をきちんとするように指導していたが、 ご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ない。いま一度指導を徹底したい」とコメントした。
また、丹南健康福祉センター職員が26日同店責任者から聞き取り調査を行い、 「従業員の監督、教育を徹底するように」などと口頭で指導した。
このような投稿する「バカッター」が増えているという。
<バカッターとは??>
バカッターとは、バカとtwitterの合成語で、2010年代に利用者のtwitterでの行為の形態を表すスラングである。
twitterでの一部の投稿者の投稿内容がバカであることからこの名称がインターネットを中心に広まった。
投稿の中には、個人名を出した上で非行や犯罪行為を自慢する自己顕示欲のあるものもある。
2013年には産経新聞の一面で報じられ、「バカッター」が「ネット流行語大賞2013」にノミネートされた。
特に7月〜8月は学生が夏休みであることから、バカッターが続出するという。
<バカッターによる被害>
バカッター騒動により、被害を受けた店舗が多額の損害を受けたり、最悪では自主廃業となった実例もある。
この中には、騒動によって直接的および間接的に危害を加えたバカッターユーザーに対して、民事の損害賠償請求を検討する企業も相次いて出ている。
学生の場合は、退学処分になったり、パート、アルバイトの場合も懲戒解雇に至った例もある。
バカッターにより多くの被害が報告されているが、SNSの利用者には最低限ののマナーを守って利用することが求められる。
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